ほうれい線を原因別の対処法とメイクの力で飛ばすテクニック

はじめに
ある日突然気づく頰に刻まれた深〜いほうれい線。
30代前後からお肌の曲がり角を迎える頃に気になる方が多いです。
ほうれい線の主な原因は『たるみ』。
今回はこのほうれい線の原因と対策、そしてすぐには解決できなくても、メイクの力で気になるほうれい線を飛ばして、目立たなくするテクニックをお伝えします。
ほうれい線ができるメカニズム
ほうれい線ができる主な原因は以下の3つです。
①皮膚の弾力やハリの低下
お肌の弾力に大きな力を発揮するコラーゲンやヒアルロン酸などの成分。
これらを作る線維芽細胞が日常生活で浴びる紫外線によってダメージを受け、コラーゲンやヒアルロン酸の作られる量が減っていき、お肌の弾力が低下します。
また、日頃の食生活や睡眠も大きく関係します。
線維芽細胞が成分を作るのに必要なたんぱく質やアミノ酸などの栄養素を食事で摂れていないことも関係します。
また睡眠不足やお肌の乾燥も原因の一つです。
②皮下脂肪の増加
多くの女性は糖質や脂質を多く含むデザートなどを好んで食べます。
その結果、長い時間をかけて皮下脂肪が体内に増えていきます。
お顔にも脂肪はつくため、重みに耐えきれなくなった皮膚が下がり、たるみとなるのです。
③表情筋の衰え
出産後から育児中の女性の多くは、1日の終わりに『今日は子ども以外に誰ともお話ししなかった』という方が多いです。
大人同士でいろんな話題を話したり大声で笑ったりと表情筋を大きく使わなくなってくると、筋肉は衰えていきます。
その結果、筋肉の上にある脂肪や皮膚を支えられなくなりたるみとなってほうれい線ができるのです。
ほうれい線を薄くするには『たるみ』の解消が近道
上記の原因別の解消法は
①日焼け止めや帽子・サングラス・スカーフなどによる紫外線対策、良質な食事と睡眠をとりましょう。スキンケアでは保湿をしっかりと。
②甘いおやつはほどほどに。
空腹を感じた時は香りを楽しめるフレーバーティーやビタミンの豊富な旬のフルーツもオススメです。
③お子さんと一緒のお出かけが難しい方は、テレビでお笑い番組などを見て思い切り口を開けて大笑いするのもいいでしょう。
よく笑い、よく喋って表情を動かすことが、表情筋を鍛えることにつながり、たるみ解消に役立ちます。
いますぐほうれい線を目立たなくしたい!時のメイクテクニック
ほうれい線は頰のたるみによる深いシワができた状態。
頰のふくらみの影ができることで、余計にシワが強調されます。
そこでコンシーラーのつけ方を工夫して、たるみによる影を光で飛ばしてほうれい線を目立たなくしていきます。
準備するものは普段使いのファンデーションよりもワントーン明るめの肌色のコンシーラー。
リキッドファンデーションをお使いの方はファンデーションをお顔全体に塗った後に。
パウダリーファンデーションをお使いの方はファンデーションを塗る前につけましょう。
コンシーラーはイラストのほうれい線と垂直に引いた黄色い線のように、頰の方向に向かって斜め上に向かって塗りましょう。
塗った後はコンシーラーの筋が残らないように薬指でトントンと優しくなじませてください。
ファンデーションよりもワントーン明るくなることでハイライト効果が出て、たるみによる影が目立たなくなります。
笑顔でいると自然に頰が引きあがり、ほうれい線は目立たなくなる
育児に家事に仕事に忙しい毎日。
ついつい眉間にしわを寄せて表情が硬くなりがちです。
そんな時でも意識して口角を上げ笑顔を作ることで頰がぐんと上がり、それが表情筋を鍛えることにもつながり、たるみやほうれい線の解消に役立ちます。
ぜひ習慣にしてくださいね。